原始規約、客付け業者とは?

原始規約とは?@

原始規約というのは、分譲業者によって案が作成された
最初の管理規約のことをいいます。

 

区分所有法では、規約というのは、管理組合の根本規則であって、
集会の特別多数決議で設定・変更されることになっていますが、

 

多くのマンションの規約は、
分譲業者により販売開始前に規約案が作成され、
マンション売買契約時に購入者全員から書面で合意を取り付けることで、
管理規約の設定としています。

原始規約とは?A

この手続きを、区分所有法にいう
書面決議がなされたものとみなしているのです。

 

ちなみに、公団住宅の分譲では、
購入者全員を集めて区分所有予定者の集会を開催して、
規約の承認の手続きをとっていたケースもあるようですが、

 

一般分譲マンションでは、
承認販売方式と呼ばれる書面決議の方法が
一般的となっています。

原始規約の適正化とは?

原始規約は、
分譲業者以外の第三者のチェックがなされないことから、
分譲業者自身や等価交換方式で専有部分を取得した元地主などに、
有利に設定されている場合もあります。

 

こうしたことから、原始規約の適正化を図るために、
区分所有法30条3項が新設され、
区分所有者間の衡平を欠く規約は、公序良俗に反し、
民法90条によって無効になるとされています。

 

スポンサーリンク

客付け業者とは?

客付け業者というのは、不動産の売買や賃借の取引で、
宅建業者が媒介人(仲介人)として介入する場合の、
買主(借主)側の宅建業者のことをいいます。

 

具体的には、客付け業者は、
買主から依頼を受けて物件情報を提供し、
買主側に立って売買契約の条件交渉を行う者です。

 

ちなみに、元付け業者といった場合には、
これとは反対に、
売主から依頼を受けて同じような世話をする者のことをいいます。

 

スポンサーリンク