借地権の譲渡・借地の賃貸とは?/借地権の存続期間は?

借地権の譲渡とは?

借地権の譲渡というのは、
旧借地権者(譲渡人)の地位がそのまま譲受人に移って、
譲受人が借地権者になり、
旧借地権者は借地関係から離脱することをいいます。

借地の賃貸とは?

借地の賃貸というのは、
借地権者の地位は変動せず、

 

借地権者が自己の借地権の範囲内で、
第三者(転借地権者)のためにさらに借地権を設定することをいいます。

借地権設定者の承諾について

借地権が建物所有を目的とする土地の賃借権の場合には、
これらのためには、
借地権設定者の承諾が必要になります。

 

ちなみに、この承諾については、
借地権者から借地権設定者に対して、

 

名義書換料等と称して、
借地権価額の5〜15%程度の金銭が支払われるケースが多いです。

 

しかしながら、借地権者が、
借地権の目的である土地の上の建物を
第三者に譲渡しようとする場合において、

 

その第三者が賃借権を取得し、または転借をしても
借地権設定者に不利になるおそれがないにもかかわらず、
借地権設定者がその賃借権の譲渡や転貸を承諾しないときには、

 

裁判所は、借地権者の申立てによって、
借地権設定者の承諾に代わる許可を与えることができます。

 

なお、借地権付建物譲渡の取引においては、
建物譲渡に伴い借地権が譲渡されます。

 

スポンサーリンク

借地権の存続期間は?

借地権の存続期間というのは、
借地権が有効に存続する期間のことをいいます。

 

民法上の賃貸借の期間は、最長20年間と定められています。

 

しかしながら、借地借家法では、借地権の存続期間は30年とし、
借地契約を更新する場合には、更新の日から10年※としています。

 

ただし、どちらの場合でも、
当事者がそれよりも長い期間を定めたときは、その期間となります。

 

※借地権の設定後の最初の更新にあっては20年です。

 

スポンサーリンク