変動金利と固定金利ではどちらが有利なのでしょうか?
変動金利と固定金利を選ぶ際の重要なポイントとしては、今後のライフプランの変化や金利情勢などがあります。
一般的には、金利の上昇局面では固定金利型が有利で、金利の下降局面では変動金利型が有利であると言われていますが、これらは、今後の金利変動のペースや、当初の金利水準によっも異なりますので一概には言えません。
ちなみに、今後の金利情勢から金利タイプを選択する場合には、変動金利と固定金利のだいたいの損益分岐点を把握しておくとよいと思われます。
今後のライフプランの変化から見て有利なのは?
今後のライフプランの変化から見た場合には、次のような点に注意して金利を選択したいものです。 ●共働き夫婦の場合は、配偶者が退職したとしても返済ができるようにしておく。
●これから子供を作る予定の場合は、小学校に入学するまでの期間は金利変動を避けるようにする。
●教育費がかさむ高校入学から大学入学までの期間は、金利変動を避けるようにする。
●返済が退職後にも及ぶ場合には、その時期の返済負担は軽くなるようにする。
ちなみに、住宅ローンを組んだ後、ある程度短期間で収入が増えるのが確実であるとか、教育費の負担が減るという場合には、変動金利型が当初金利が低くて返済額が少ないので有効かと思われます。 |
変動金利を選択する場合、どのような点に注意したらよいですか?
変動金利を選択する場合には、次のような点に注意したいです。
●元本部分が減らない
金利の上昇局面に返済額が急激に増加することで、元本部分があまり減らずに返済が難しくなるケースがあります。
特に、元利金等返済で借りている場合には、金利が上昇すると返済額は同じでも利息部分の割合が増えるので、上昇のスピードによってはほとんど元本が減らないといったことも起こり得ます。
●返済計画が立てにくい
変動金利は短期プライムレートに合わせて、年2回の6か月ごとに金利の見直しがされるので、借入時に将来の返済額が確定せず返済計画が立てにくいといえます。
また、金利の下降局面では、金利の見直しがされるたびに返済金額が減少するメリットがある反面、金利の上昇局面では、金利の見直しがされるたびに返済金額が増加するというデメリットがあります。
変動金利を利用する際には、今後の金利の動向を注視しながら選択することが大切です。
●未払い利息のリスク
金利は6か月ごとに見直されますが、毎月の返済額は5年ごとに見直されることになっています。
その際の返済額については、急激に返済額が増えないように、見直し前の返済額の1.25倍までという制限がつけられています。
しかしながら、将来、大幅に金利が上昇し続け、「利息の支払額」<「毎月の返済額」となった場合には、返済額が元本部分だけなく利息部分も追いつかなくなり、未払い利息が発生するリスクがあります。 |
|
 |
|