住宅ローンの金利比較ガイド その1 ※文字サイズ変更できます


上限金利設定型


上限金利設定型とはどのようなものですか?

上限金利設定型というのは、上限金利があらかじめ設定してあるもので、変動金利型の一種です。

大手金融機関では取扱っているところが多いですが、金融機関によっては取扱っていないところもありますので事前の確認が必要です。

上限金利設定型のメリットはどのようなところですか?

この上限金利設定型のメリットとしては、金利の上昇が抑えられているので、今後金利が上昇すると予想される局面で、一定以上までしか金利が上がらないので有利になることがあげられます。

ただし、この金利タイプを選択する場合には、自分なりに借入後の5年 or 10年程度の金利の見通しを立てておくことが必要になります。

ちなみに、平成19年3月時点の大手金融機関の変動金利型と上限金利設定型は次のようになっています。

●変動金利 ⇒ 2.625%
●上限金利型
・5年もの ⇒ 当初適用金利=2.65%、上限金利=3.95%
・10年もの ⇒ 当初適用金利=3.0%、上限金利=4.9%
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ゼロ金利政策解除の影響は、住宅ローンにどのような影響がありますか?

平成18年7月にゼロ金利政策が解除された結果、ほとんどの金融機関で預金金利が0.1〜0.15%程度引き上げられています。

住宅ローンについてみると、変動金利では0.25%程度、フラット35などの長期固定金利では0.05〜0.15%程度金利が上昇しています。

また、短期固定の場合は金融機関によって異なるものの、2年・3年固定での金利の引き上げが目立っていて、中には0.7%程度店頭金利が上昇したところもあるようです。

ゼロ金利政策解除の影響は、短期と長期のどちらが強く受けていますか?

ゼロ金利政策解除の影響は、短期ものの方がより強く影響を受けているようです。

住宅ローンには、預金金利や短期プライムレートに連動する変動金利型と、10年もの国債利回りに連動する固定金利型があるわけですが、ゼロ金利政策解除前に、金融機関は住宅ローンの金利割引合戦により、短期固定金利型の大幅な金利引下げを行っていたため、預金金利引き上げとその後の追加利上げに伴い、短期のローン金利を引き上げざるを得ない状況になっているからです。

反対に、長期固定金型の方は、ゼロ金利解除後は10年もの国債の利回りがむしろ低下していましたし、また、多額の国債という債務を抱えているわが国では、急激な長期金利の引き上げは難しいと考えられるからです。

今後、短期金利と長期金利はどうなっていくのでしょうか?

今後の金利の見通しとしては、短期もの金利の金利優遇枠は引き下げられ、長期もの金利との金利差が縮小されていく傾向になると思われます。

実際にある金融機関では、店頭金利3年固定の金利と、35年固定フラット35の金利が逆転しているといった現象もみられます。

金利タイプの選択については、以上のようなマーケット事情も考慮することが重要になります。

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